駐車場の水たまり対策——原因は3つしかない。直し方と費用を施工会社が解説

公開日: 2026-07-17カネケン京葉コミュニティ株式会社

「雨のたびに駐車場に大きな水たまりができる」「利用者から靴が濡れると苦情が来た」——梅雨やゲリラ豪雨の時期に集中するご相談です。このページでは、千葉・東京で駐車場舗装を手がけるカネケン京葉コミュニティ(創業1975年・船橋市)が、水たまりの原因の見分け方と、原因別の直し方・費用をご説明します。

水たまりの原因は大きく3つ

駐車場の水たまりは、原因で対処法が変わります。まずどのタイプかを見分けるのが先です。

タイプよくある状態直し方
① 砂利・土の駐車場タイヤの通り道がへこんで水がたまる。埋めてもまた掘れるアスファルト舗装+水勾配の設計
② 舗装の一部が傷んでいる穴(ポットホール)やへこみが特定の1〜2カ所にできて水がたまる部分補修
③ 舗装全体が変形しているわだち・沈下が広がり、あちこちに水がたまる。ひび割れも増えてきた打ち替え(勾配の作り直し)

① 砂利・土の駐車場——埋めても直らない理由

砂利の駐車場は、車の重みでタイヤの通り道がへこみ、そこに雨水がたまります。砂利を足して埋めても、車が通ればまた同じ場所が掘れるため、いたちごっこになります。

根本的に直すなら、アスファルト舗装で水の流れる勾配(水勾配)をつけるのが確実です。舗装面には一般に1〜2%程度のゆるやかな傾きをつけ、雨水を敷地の排水先へ流します。当社の単価は4,500〜6,500円/㎡(税別・路盤整正含む)、乗用車10台分(約125〜250㎡)で60〜80万円前後が目安、工期は1〜3日です。詳しくは「砂利の駐車場をアスファルトにする費用」のコラムでもご説明しています。

② 穴・へこみが1〜2カ所——部分補修で足りる

舗装済みの駐車場でも、穴(ポットホール)や局所的なへこみに水がたまることがあります。範囲が特定の1〜2カ所にとどまっているなら、全体をやり替える必要はなく、部分補修(当社は50,000円〜/箇所・税別)で対応できます。

ホームセンターの補修材で自分で埋める方法もありますが、正直にお伝えすると、DIY補修は「穴を塞ぐ」ことはできても、水がたまる原因(へこみ・勾配)までは直せません。車が繰り返し乗る場所は剥がれやすく、塞いでもまた水がたまるようなら、一度プロに状態を見せていただくのが結局近道です。

③ わだち・沈下で全体に水がたまる——勾配が失われたサイン

新設時は勾配で排水されていた駐車場も、長年使ううちにわだちや沈下で路面が変形し、水の逃げ場がなくなることがあります。水たまりが「あちこちに」「年々増えて」いて、ひび割れも一緒に出ているなら、表面ではなく下の路盤が傷んでいる可能性が高い状態です。

この状態は部分補修を繰り返しても再発しやすいため、打ち替え(撤去+再舗装・6,500円/㎡〜・税別)で路盤から勾配を作り直すのが確実です。工期は2〜4日で、契約者がいる駐車場は区画を分けて半分ずつ施工するなど、利用を止めない工程も組めます。打ち替えか補修かの見分け方は「打ち替え時期の見極め方」のコラムに詳しくまとめています。

排水先がない場合は、舗装だけでは解決しないこともあります

敷地の形状によっては、勾配をつけても水の逃げ場(道路の側溝・敷地内の排水設備)が足りないケースがあります。この場合は集水桝や排水溝の設置を含めた計画が必要です。費用は敷地条件で大きく変わるため、現地調査のうえでご提案します。当社は船橋市の道路改良工事など公共インフラの施工を手がけており、排水を含めた設計は本業領域です。

水たまりを放置すると、傷みが加速します

  • 舗装の劣化が早まる: 水はアスファルトの劣化を早める一番の要因です。ひびから水が入ると路盤が傷み、修繕範囲が広がります
  • 利用者の不満・苦情: 乗り降りで靴が濡れる区画は、月極なら解約理由になり得ます
  • 冬場の凍結: 水たまりが凍ると、車のスリップや歩行者の転倒の原因になります

「水たまりくらい」と思われがちですが、実際には舗装の寿命を縮めるサインです。範囲が小さいうちなら部分補修5万円〜で済むものが、放置で打ち替え規模になることもあります。

まずは広さを送るだけで概算がわかります

当社では、駐車場の広さ(㎡・坪、または「縦10m×横20m」のようなおおよそ)をLINEで送っていただくだけで、その場で概算の目安を自動でお返ししています。水たまりの写真を添えていただければ、原因の見当もつけやすくなります。「補修で済むのか、打ち替えなのか知りたい」という段階のご相談でも構いません。

概算は「広さを送るだけ」ですぐわかります

フォームで概算を依頼するお電話の際は「駐車場舗装のホームページを見た」とお伝えください。