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2026-08-07

店舗内装工事の流れ|物件探しから引き渡しまでの7ステップと必要な期間

店舗の内装工事は、物件を決めてから工事が始まるまでに、実はかなりの準備があります。結論から言うと、現地調査から引き渡しまで、小規模な物販店で1.5〜3か月、飲食店や商業施設内の店舗ではもう少し長く見ておくのが一般的です。この記事では、出店が初めての方に向けて、内装工事の流れを順番に整理します。

全体の流れは7つのステップに分かれます

大きな順番はどの業種でも共通しています。

ステップ主にやること目安の期間
①物件の確認現地調査・設備条件の確認・概算数日〜2週間
②プラン・見積レイアウト検討・デザイン・見積提示2〜4週間
③契約・実施設計契約・施工図の作成・仕様確定1〜2週間
④各種申請施設への図面提出・承認、必要な届出2〜4週間(並行)
⑤着工・工事解体・設備・内装仕上げ・造作2〜6週間
⑥検査・是正施主検査・施設検査・手直し数日
⑦引き渡し什器搬入・清掃・引き渡し数日

期間に幅があるのは、業種と物件の状態で条件が変わるためです。とくに④の申請は、施設によって所要が大きく違います

①物件の確認——契約前に施工会社を入れてください

いちばんお伝えしたいのがここです。物件を決める前に、施工会社に物件を見てもらってください。

電気の容量が足りるか。給排水の位置が希望のレイアウトに合うか。空調やダクトはどうか。この条件が合わない物件を契約してしまうと、工事費が数百万円単位で膨らむことがあります。契約後に分かっても、もう動かせません。

内見への同行が難しければ、物件資料と写真だけでも構いません。カネケンでは、資料をいただければ概算の目安を即日でご回答しています。物件の選び方そのものは居抜きとスケルトンの記事にまとめました。

②プラン・見積——概算と本見積は別物です

レイアウトを検討し、デザインを固めながら見積を作る段階です。

ここで知っておいていただきたいのは、概算と本見積は役割が違うこと。概算は「この物件でこの業態なら、だいたいこのくらい」という判断材料で、事業計画を組むためのものです。本見積は仕様が固まってから出すもので、数量も仕様も確定した金額になります。

相見積もりを取る場合は、各社に同じ条件を渡してください。図面も仕様もバラバラのまま金額だけ比べると、安く見える見積が「必要なものが入っていないだけ」ということが起こります。

③契約・実施設計——ここで仕様を確定させます

契約後、意匠図から施工図(実際に作るための図面)を起こし、細かい納まりや設備の位置を詰めます。

変更のしどきは、この段階までです。着工後の変更は、工期にも金額にも影響します。逆に言えば、ここで迷っているうちは着工しないほうが、結果的に早く安く仕上がります。

④各種申請——見落としやすく、いちばん工程を左右します

商業施設やビルに入る場合、施設側への図面提出と承認が必要です。多くの施設には内装監理室や工事事務局といった窓口があり、承認を得てからでないと着工できません。

このほか、業種によっては消防や保健所などの手続きが関わります。飲食店であれば営業許可の検査日程が開店日を左右しますし、防火対象物の使用開始届が必要になる場合もあります。どの届出が要るかは業種と物件で変わるので、早い段階で施工会社と施設に確認してください。要件そのものは所轄の窓口や専門家にご確認いただくのが確実です。

なお、施設内では費用と業者の決め方が工事の種類で分かれます。この区分は総額に直結するので、B工事・C工事の記事もあわせてご覧ください。

⑤着工・工事——商業施設は夜間工事が基本です

解体から始まり、設備の配管配線、下地、仕上げ、造作、サインという順で進みます。

路面店と大きく違うのが、商業施設内の工事です。営業時間中は作業できないため、閉店後の夜間に限られることが珍しくありません。搬入経路や養生のルール、騒音や火気を伴う作業の制限もあります。同じ広さでも路面店より日数がかかるのは、このためです。

工事中は、週に一度でも現場をご覧いただくのがおすすめです。図面では分かりにくい高さや幅の感覚は、現場に立つと一目で分かります。カウンターの高さ、棚の奥行き、通路の幅——実物を見て「もう少し」と思うことは、実際よくあるんです。早い段階なら、まだ動かせます。

⑥検査・⑦引き渡し——什器搬入の日程まで含めて逆算を

工事が終わったら、施主検査で仕上がりを確認していただき、必要な手直しをします。施設によっては施設側の検査も入ります。

そのあと什器や商品の搬入、スタッフの研修、開店準備と続きます。引き渡し日=開店日ではありません。準備の日数を見込んで工程を組んでおかないと、最後の数日が苦しくなります。

商品の陳列やレジまわりの設定に何日かかるか、什器メーカーの搬入日はいつか。このあたりはテナント側でしか分からないので、工程表を作る段階で教えていただけると、逆算がぴたりと合います。

期間を短くしたいときに、効く順番

「オープン日が決まっているが間に合うか」というご相談はよくいただきます。効くのは次の順です。

  • 物件を決める前に相談する。ここが一番効きます。設備条件の良い物件を選べれば、工事そのものが短くなります
  • 申請の段取りを先に動かす。施設への提出物は、図面が固まり次第すぐ出せるよう準備しておきます
  • 仕様の決定を早める。着工後の変更をなくすだけで、工期は安定します

逆に、工事期間そのものを無理に圧縮すると、夜間の人員を増やすことになり費用が上がります。縮めるなら、工事ではなく前工程からです。

まとめ

  • 内装工事は7ステップ。現地調査から引き渡しまで、小規模な物販店で1.5〜3か月が一般的な目安です
  • いちばん効くのは物件契約の前に施工会社を入れること。設備条件が合わない物件は、あとから取り返せません
  • 工程を左右するのは工事そのものより申請と承認。商業施設は夜間工事が基本で、路面店より日数がかかります
  • 引き渡し日は開店日ではありません。什器搬入と開店準備の日数を含めて逆算してください

カネケンは、クリニック・買取店・サロン・物販店・飲食チェーン・オフィスまで、業種を問わず店舗の施工を手がけてきました。全国対応で、物件資料をいただければ概算を即日目安でご回答します。「この日程で間に合うか」だけのご相談も歓迎です。

概算のご相談は無料・即日目安でご回答します。

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